昨日の追記です。β版のドライバですが、動き出してしまえばすこぶる安定しています。終了時のクラッシュバグはありますが、目をつむればこのまま常用できそうです。現在店頭に並んでいる安価なビデオカードでも動きますので FreeBSD/amd64 ユーザはお試しあれ。

ビデオカード上の hdac デバイス

その後、音が出なくなっていることに気づきました。

購入したカードには、HDMI 出力用だと思うのですが、hdac デバイスが載っていて、これがオンボードデバイスに優先して hdac0 に割り当てられていました。以下の sysctl を設定することで、いままで通り M2A-VM のオンボード音源を使うようにすれば直ります。

/boot/loader.conf:

hw.snd.default_unit="4"

Xサーバ終了時のクラッシュ

http://www.nvnews.net/vbulletin/showpost.php?p=2136382&postcount=473 などで報告されているようです。GeForce 210 なのも同じですね。

動画の再生支援

昨日は気づきませんでしたが、動画の再生支援も動いているように見えます。Totem でHD動画の再生を行っても20%程度のCPU負荷で動いています。

追記 Totem では動画の再生支援は動いてませんでした。 12/21の日記 参照。

NVIDIA ドライバをセットアップしたとき、以下のファイルがインストールされました。

このうち、libGL.so.1, libglx.so はそれぞれ ports のlibGL, xorg-server がインストールしたものを置き換えてしまいます。従って元の環境を復元するためにはセットアップ前にバックアップをとっておく必要があります。また逆に、libGL, xorg-server をアップデートすると NVIDIA ドライバがセットアップしたファイルを上書きしてしまいますのでご注意ください。

/boot/modules/nvidia.ko
/boot/modules/linker.hints
/usr/local/lib/libGL.so
/usr/local/lib/libGL.so.1
/usr/local/lib/libnvidia-cfg.so.1
/usr/local/lib/libnvidia-cfg.so
/usr/local/lib/libnvidia-tls.so
/usr/local/lib/libnvidia-tls.so.1
/usr/local/lib/libGLcore.so
/usr/local/lib/libGLcore.so.1
/usr/local/lib/libXvMCNVIDIA.a
/usr/local/lib/libXvMCNVIDIA.so
/usr/local/lib/libXvMCNVIDIA.so.1
/usr/local/lib/libvdpau_trace.so
/usr/local/lib/libvdpau_nvidia.so
/usr/local/lib/libvdpau.so
/usr/local/lib/libvdpau.so.1
/usr/local/lib/vdpau/libvdpau_nvidia.so.1
/usr/local/lib/vdpau/libvdpau_trace.so.1
/usr/local/lib/xorg/modules/extensions/libglx.so
/usr/local/lib/xorg/modules/extensions/libglx.so.1
/usr/local/lib/xorg/modules/drivers/nvidia_drv.so
/usr/local/bin/nvidia-bug-report.sh
/usr/local/bin/nvidia-xconfig
/usr/local/bin/nvidia-settings
/usr/local/man/man1/nvidia-xconfig.1
/usr/local/man/man1/nvidia-settings.1

本日12月6日は今年もっとも早く日が沈みます。

天文年鑑の東京の日没時刻は分のオーダまでしかかかれていないため、11 月29日〜12月11日の間は同じ16:28と記載されていますが、DE405ベースで下の桁まで計算すると本日が最も早く(16:27:39.6)なりました。まあ小数点下の値にはあまり意味はないのですが、前後の比較ぐらいには使えるでしょう。