2008年8月17日 ()

[D700] [天文] ちょっとお遊び

枝折峠の星野写真をレタッチしてみた。

前エントリにも書いたように、今回は 長時間露光用リモートコード を準備していなかったため、露出時間はカメラ本体で設定可能な30秒が上限だ。また、RAW 現像のことも考えてなかったので、ほとんどの写真が JPEG 撮って出し、流星ターゲットだったので絞り開放付近で星像もいまいちだが (いいわけばっかり) レタッチでどれぐらいそれっぽい写真がつくれるか試してみた。

例によって GIMP を使用。まず扱い易いサイズになるようにバイキュービックで縮小、ノイズ除去に「選択的ガウシアンフィルタ」をかけて、トーンカーブで持ち上げた。 2枚目の写真には glow 処理をかけてみた。 3枚目の写真は、開放のため周辺減光が激しいので、オリジナルの写真からフラットフレームを作成し減算処理を行った。

まじめな天体写真家がみたら眉をしかめそうな感じがしないでもないが、このぐらい派手だと一般受けはしそうだし、いじっていて楽しい (笑)。


はくちょう座中心部・北アメリカ星雲
TAMRON A09 75mm/F2.8 ISO6400 30秒


ペルセウス群の流星と天の河
SIGMA 20mm/F1.8->2.0 ISO6400 15秒


夏の大三角周辺の天の河
SIGMA 20mm/F1.8 ISO6400 15秒

追加


ヒヤデスとプレヤデス
TAMRON A09 75mm/F2.8 ISO6400 30秒

コメント

1: 2008-08-17 15:27 / Kusakabe

周辺減光は『めだちにくく』はできても、やっぱりわかっちゃうね。

2: 2008-08-17 16:18 / でーたな

> 周辺減光は『めだちにくく』はできても、やっぱりわかっちゃうね。
どうしても四隅が暗いのは隠せませんでした。

フラットフレームは白紙を撮影して作るのが本来のやり方のようです。元画像をガウシアンフィルタでぼかす手法は、周辺減光だけではなく光害の除去にも使えるという利点がある一方で、天の川も除去してしまう副作用があります。このためフラットの方を少し抑えぎみにしたのですが、その影響もありそうです。

3: 2008-08-18 20:36 / yukkun

ちょっと絵画的ですね。でも良い空だなぁ。

4: 2008-08-18 22:26 / でーたな

一枚目のノイズ処理をもう少し星が残るようにしてみました。

> でも良い空だなぁ。
今度行ってみます? ここはアクセスは関越小出から。湖をまわって峠を越えるといつもの南会津に抜けられて、その途中が実は暗そうなんだけど遠いんだ。

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